■内部コマンドの詳細

 内部コマンドは、ステージリンクの機能を実行させたり状態やデータを変更、取得することができるコマンドです。つぎのコマンドがご利用いただけます。

ファイル機能
 座標ファイルの作成
 座標ファイルを開く
 編集内容の保存
 座標ファイルを閉じる
 外部仕様座標ファイルのロード
 外部仕様座標ファイルのセーブ

制御機能
 通信の接続
 通信の切断
 BLCの制御
 ステージの移動
 ステージの停止
 ステージ位置の取得
 マーカー位置の取得
 マーカー位置の設定
 W→S座標変換
 W→D座標変換
 S→W座標変換
 S→D座標変換
 D→W座標変換
 D→S座標変換

編集機能
 登録パラメータの取得
 登録パラメータの変更
 座標データの登録数
 座標データの登録
 座標データの選択
 座標データの取得
 座標データの変更
 座標データの削除
 添付データの登録数
 添付データの登録
 添付データの選択
 添付データの取得
 添付データの変更
 添付データの削除

表示機能
 中心位置の表示
 ステージ位置の表示
 マーカー位置の表示
 表示倍率の取得
 表示倍率の設定

設定機能
 顕微鏡の変更
 顕微鏡の名前
 ステージ特性の取得
 視野範囲の取得

その他
 疎通の確認


 コマンドの実行結果は、次の書式で応答メッセージのコマンド文字列格納エリアに返されます。

 SUCCESS|FAILURE|UNKNOWN[△応答データ]

 SUCCESS=正常に処理された場合に戻されます。
 FAILURE=正常に処理されなかった場合に戻されます。
 UNKNOWN=未定義のコマンドを要求したときに戻されます。
 応答データ=コマンドによって内容が異なります。詳細は、各コマンドの解説をご覧ください。

 コマンド文中で使用している記号の意味はつぎの通りです。

  △ =空白文字を表します。
  , =項目の区切りを表します。
  | =複数項目のうち一つが指定できることを意味します。
 []=[]内の項目は、省略できることを意味します。
 ””=””内の項目は、定数であることを意味します。それ以外は、変数です。